七夕について 【たなばた】

「七夕」と書いて「たなばた」と読みますが、不思議に思いませんか?
「七(しち/なな)」も「夕{ゆう/せき)」もどちらも「たな」とか「ばた」に繋がる漢字ではありません。
つまり「七夕」は当て字であり、本来は「棚機」と書きます。
ではなぜ「七夕」と書くようになったのでしょうか。


七夕について【七ヶ所まいり】

四国霊場71番〜77番の霊場寺院を1日で巡る「七ヶ所まいり」というものがあります。『四国八十八番寺社名勝』には「足よはき人は此印七り七ヶ所めぐれば四国巡拝にじゅんず」との記載があり、古来より四国霊場の代替手段として用いられてきたことが覗えます。
そんな「七ヶ所まいり」を四国霊場への第一歩として巡礼いただきたいと、10年程前より七ヶ所寺院で色々考えて参りました。そして昨年より寺院番号にちなみ7月1日(71)〜7月7日(77)を「七ヶ所まいりの日」として、七夕にちなみ「七ヶ所まいり 七夕めぐり」として記念印を授与するようになりました。


古代インドの輪廻思想

盆経1日目が終了しました。
金倉寺の盆経はお勤め時間が20分程度、檀家さんとの世間話が10分程度、移動時間なども考慮して1日10件程度のお参りとなります。
年に1度の家庭訪問をしている先生の気分で檀家さんのお家を訪問していますが、もっとゆっくりとお話したいと思うのは私だけでしょうか(笑)

さて、お盆企画の「先祖供養」について(YUJ第6号)。
2日目は「古代インドの輪廻思想」です。



日本古来の祖霊信仰

さて、金倉寺でも明日より盆経(棚経)です。
檀家さんのお家に回って、先祖供養を行います。
ということで?3年前に金倉寺寺報「YUJ」第6号にて書いた先祖供養の記事を4日にわたり紹介したいと思います。
以前の記事なので、いろいろとツッコミどころも満載だとは思いますが(^^;)


「空」と「無」

もっとも親しまれているお経といえば『般若心経』。
特に四国霊場のお参りといえば『般若心経』です。
『般若心経』は「空」の思想を説いたお経だといわれますが、そもそも「空」とは何でしょうか。
まずは混同されやすい「無」との違いについて、説明してみたいと思います。