朝日新聞さまに奉納絵馬を紹介いただきました。

 2012年8月31日の朝日新聞香川版で金倉寺の奉納絵馬を紹介していただきました。
記事は朝日新聞デジタル版でご覧いただけます。

 今回紹介いただいた奉納絵馬は、こんな絵馬です。

奉納絵馬

この奉納絵馬は、金倉寺訶利帝堂に奉納されている絵馬で、それぞれの絵馬の裏には子授けや安産、子供の健やかな成長などを願う言葉が記されています。
こちらの絵馬の最大の特徴は、1枚1枚が手描きということ。
これらは似顔絵制作などをされているDennyさんによるものです。
1枚1枚、表情の違う絵馬の中から、気に入った絵馬に想いを託していただければと思います。

これらの絵馬は、絵馬に似顔絵を描いて奉納していただく、emafaceが始まりでした。

emaface

そしてemafaceの原型になったのが、こんな絵馬たちです。


絵馬 家族

もともと金倉寺の訶利帝堂に奉納されていた絵馬の1つです
こちらは家族みんなで訶利帝堂の前でお参りしているもの。
子供たちの健やかな成長を願ってのものでしょうか?

絵馬 おかるてんさん

こちらはおかるてんさん(訶利帝母さま)に親子でお参りしているもの。
何かのお礼まいりでしょうか?

この他にも赤ちゃんを抱いた訶利帝母さまにお願いをする若い女性の姿を描いた絵馬や、夫婦で訶利帝堂を参る姿など、明治~大正にかけて制作された手描きの絵馬がおよそ100枚、金倉寺に残されています。
なぜ人々が祈る姿を絵馬に描いて奉納したのでしょうか?
今となっては知ることもできませんが、今の時代にこの絵馬たちを復活させたいと思い、奉納絵馬を始めました。

本日、記事を見た方が早速購入されていきましたが、ほとんどの方が奉納されずに、遠方に住む娘さんやお孫さんに送るとおっしゃっていました。
実際、これまで購入された方でも、半数以上の方が持ち帰られています。
私たちが想像していた奉納絵馬という枠を超え、多くの皆さまに浸透することは、大変嬉しいかぎりです。