YUJ第5号ができました!

 YUJ第5号ができました。
季刊発行となって第2回目、三ヶ月というのはあっという間にやってきますね。
現在は次回7月発行のYUJのアイデアを練っている所です。

さて、今回の特集は「中務茂平衞」です。
中務茂平衞という名は馴染みがない方が多いと思いますが、実は四国遍路にとっても縁の深い方なのです。

遍路道や四国霊場の片隅にひっそりと佇む「しるべ石」。遍路情緒を演出しますよね。
このしるべ石には四国霊場への道案内はもちろん、祈願や建立者の名が刻まれています。
しかしそのしるべ石を最も多く建立した人についてはあまり語られることはありません。

このしるべ石を生涯230基以上建立した人、それが「中務茂平衞」です。
茂平衞さんはまたへんろ人として、55年の内に279度の四国巡礼を達成されました。
そして茂平衞さんは金倉寺中興第12世松田俊順の弟子でもありました。

混乱の明治期をへんろ人として生きた中務茂平衞とはどのような人物だったのでしょうか。
また茂平衞さんはどうして訶利帝母尊を信仰したのでしょうか。

YUJは金倉寺本堂、納経所、休憩所に置いてありますので、是非手にとってご覧下さい。
また金倉寺ホームページよりダウンロードできますので、そちらもご利用下さい。
詳しくは金倉寺ホームページのYUJをご覧下さい。
YUJがより多くの皆さんの目に触れることを楽しみにしています。


哲済