珈琲茶会

お寺とお茶はとっても縁が深いもの。
金倉寺でも毎朝仏さまへの御供として、白米とお茶の御供は欠かせません。
そもそも日本でお茶に関する最古の記録は「嵯峨天皇に大僧都 永忠が近江の梵釈寺において茶を煎じて奉った」というもの。
高貴な方へのもてなしと共に、仏さまへの御供でもありました。
寺院で行われる大きな仏事では、献茶(けんちゃ)という作法と共に仏さまへ御供することもあります。

そして18世紀に日本に伝わった珈琲。
現在では、お茶のみならず珈琲を愉しむ時代にもなりました。
これは何も一般の話だけではなく、お坊さんの世界においても同じです。
しかし仏さまへの御供として、お茶ではなく珈琲を御供することはありません。
別にいけないことではなく、御供としてきた文化がないだけのこと。
お寺を珈琲の香りで埋め尽くし、仏さまへの供養をしてもいいのではないでしょうか。



【珈琲茶会】
 お寺で珈琲を愉しみませんか。
 丸亀の珈琲倶楽部オーナー 大西一暢さんが、皆さまの目の前で珈琲を淹れてくださいます。
 極上の一杯をお好きな茶碗で心ゆくまで珈琲をお愉しみください。
 お気に入りの茶碗、また「この茶碗で珈琲を飲んでみたい!」という茶碗がある方は、是非お持ち込みください。
 [日時]
  平成28年10月30日(日)
  午前10時~午後4時まで1時間毎6席
   1席 午前10時~
   2席 午前11時~
   3席 正午12時~
   4席 午後1時~
   5席 午後2時~
   6席 午後3時~
 [場所]
  金倉寺客殿
 [金額]
  1席1,000円(珈琲, 菓子付)



ご予約は必要ありません。
当日、ご都合のいい時間にお越しください。
お寺のお庭を眺めながらの1杯の珈琲で、皆さまにゆったりとした時間を提供できればと思います。