人物

地域を支えるヒーローたち vol.6

泊まるためじゃなくて、この人に会いに行きたくなる
Guesthouse & Hostel MI CASA SU CASA オーナー 吉田さん


 前回のブログでもご紹介したとおり“陽に当たりたい”と思ったことがきっかけで会社員を辞め、ゲストハウスを始めた吉田さん。それを聞いたときは予想外の回答に思わず笑いましたが、あくまでそれはきっかけ。留学経験があり語学に堪能だったこと、旅を通してゲストハウスの温かさを身をもって知ったことが基盤になっています。でも、何気なく感じたこの思いが、確実にターニングポイントになったのだと思うのです。
 オフシーズンには長めの休暇を取り、今も旅を楽しんでいる様子。ただし、一般的な観光とはちょっぴり違うところがやっぱり吉田流。たとえば、メキシコでうどんを打ったり、キューバで野球に没頭したり。(ちょっぴりどころじゃない?)今年の2月には北海道で最も寒いエリアのひとつ、北見で「厳寒の焼肉まつり」に参加。何でも焼肉文化のPRとして始まった恒例イベントらしく、マイナス10℃前後の夜空の下でひたすら焼肉を味わうのだとか。興味をそそられますね!
 とにかく話好きで聞き上手、初対面を感じさせない気さくな人。自由な発想でさまざまな経験を積み、たくさんの人と交流して…。こんな豊かな人が香川の観光をPRしてくれたら、それはとてもステキな旅になる気がします。
 ちなみに写真はお客さんが作ってくれたクッキーで、「ミカサスカサ」のオリジナルキャラクター・カサカサさん。親しみある雰囲気が、なんだか吉田さんっぽいなと思います。

吉田さんの記事はこちら!
第十回「小さいけれどグローバルな宿」