千人の子供たち
『仏説鬼子母経』によりますと訶利帝母さまには千人の子供がいて、500は天上界に、500は地上界にいるそうです。ある者は樹木神、またある者は地神、と私達の生活に関わりのある神様が沢山いるようです。
訶利帝母さまの子供達にはどのような神さまがいらっしゃるのでしょうか。ここではそんな神さまたちを紹介していきたいと思います。
氷羯羅天
訶利帝母さまの腕に抱かれている愛子、それが氷羯羅天(ひょうからてん)です。氷羯羅天は訶利帝母さまの末っ子で、『雑宝蔵経』の「鬼子母子を失う縁」では、お釈迦さまが隠された子供、それがこの氷羯羅天であることが説かれています。訶利帝母さまはこの氷羯羅天のためにお釈迦さまの戒めを守ることを誓ったのでした。神様といえどやはり末っ子は特別かわいいものなのでしょうか。
この氷羯羅天も成長して(?)神様となり、私達に福を授けて下さる神様となりました。『童子経』によりますと、「日々受持せば大利益を獲しめ、(中略)必ず願を満ぜしめ大財宝を得しめん」と、私達の願いを適えて下さり、また大財宝を与えて下さるようです。そんな氷羯羅天の真言は「 おん ちびちねい そわか 」です。
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