涅槃会

日時 2016年2月11日(木) 午前11時半より80分
場所 金堂(本堂)
御供 任意
授与品 梅の木、御供、散華

金倉寺では毎年2月11日に涅槃会をおこないます。お釈迦さまに梅の木を御供えし、その梅の木を参拝いただいた皆さまにお配りして、1年の無病息災を祈願いたします。

涅槃 お釈迦さまの入滅

涅槃会お釈迦さまの生涯の記録というのはほとんど残されていませんが、 その中でも克明に記録されているのが、お釈迦さまの入滅(死)とその前後です。 それほどまでに、お釈迦さまの入滅は衝撃的な出来事だったのです。

お釈迦さまはクシナガラ郊外の沙羅双樹の樹の下で、頭を北に向け、 右脇を下に足を重ねて横たわり、入滅の時を迎えました。 お釈迦さまの最期の教えは 「もろもろの事象は過ぎ去るものである。怠ることなく修行を完成なさい。」 でありました。 お釈迦さまは「世が無常であること」を自らの入滅をもって強烈に印象づけ、 無常を悟るには修行に励むしかないと説かれました。 この2つが仏教の本質であることはいうまでもありません。

お釈迦さまの入滅をうけて、帝釈天は次の詩を詠みました。

諸行無常 是消滅法 消滅滅已 寂滅爲楽

※万物は無常であって、これは消滅の法則である(苦)
消滅の法則を滅し終われば、寂滅すなわち涅槃、楽となる

これは「無常偈」といわれ、この和訳が「いろは唄」といわれています。お釈迦さま入滅の日は、 紀元前383年ヴァイシャーカ月(4月中旬~5月中旬)満月の日といわれ、 ヴァイシャーカ月はインド暦第2番目の月、陰暦で15日が満月の日であることから、 日本では2月15日を「涅槃会」とよんでいます。