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採燈大護摩修行煙雲を上げる大護摩

 9月5日(日)、午後1時頃から行われる採燈大護摩修行は、屋外で行われる大護摩です。そのルーツは密教の護摩修行にあると思われがちですが、実は日本に仏教がもたらされる以前、日本の祖霊信仰と深い繋がりがあります。
 祖霊信仰とは、祖先の霊を祀り、先祖神となって福をもたらしてもらおうとするものでした。この先祖神の住む世界、常世の国は、海の遙か先にあると考えられていました。
 そこで、海の遙か向こうにいる先祖神から見えるようにと、海岸沿いの高い山々で火を焚き、神々や龍神の供養を行いました。仏や神に献灯する台を「灯籠」といいますが、これは龍神に灯を献上したためです。その後、人々は神々が住む世界は山頂より遙か上にあると考えるようになり、本来「龍神へと献上していた灯」は「龍神から山上の神々に献上された灯」へと変わってしまいました。これが、山岳信仰、すなわち修験道の始まりです。
  その後に日本に仏教がもたらされ、修験道と密教が融合して生まれたのが採燈護摩です。金倉寺の採燈大護摩修行は、毎年約40名もの山伏により行われ、立ち昇る噴煙の中に「龍がいる!」とおっしゃる方もいらっしゃる程の迫力です。また大護摩の後に行われる火生三昧(火渡り修行)は一般の方も300円にて参加できますので、是非金倉寺の採燈大護摩修行を体感して下さい。
 採燈大護摩修業の祈願受付は、9月5日(日)12時頃まで金倉寺境内にて受付をしております。遠方で参拝が適わない方は郵送でも受け付けております。

郵送での申込はこちら

万灯会境内の様子(万灯会)

 9月4日(土)、午後6時から行われる万灯会では、皆さまから奉納頂いた献灯によって、仏や神を供養する法要です。諸仏・諸神は数多く存在し、仏教ではとても数の多いことを「八万四千の〜」と言います。このような数多くの仏に供養することから、「万灯会」と呼ばれるようになりました。
 万灯会はお盆や彼岸の時期に行われることが多く、神になられたご先祖さまを灯明によって供養し、1年間の無病息災をお願います。
 薄暗くなった境内を数多くの灯明が彩り、風によって灯が揺らめく様は、なんとも幻想的です。参道脇にも数多くの灯明が飾られ、その間を歩いて目指す本堂は、まさに極楽浄土を思わせるかのような美しさです。
 万灯会の献灯は、金倉寺本堂にて一本1,000円で受け付けしております。

 

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