金倉寺の安産祈願ってどんなことをするの?

金倉寺の安産祈願ってどんなことするの?

「妊娠5ヶ月の最初の戌の日に安産祈願」と色々なホームページで説明はありますが、いざ安産祈願の内容について教えてくれるサイトはありません。
それはもちろん寺社によりその内容が異なるからなのですが、参拝者の方にとってはどんなことをしているのか、知りたいですよね。
そこで、今回は金倉寺の安産祈願について、ご紹介したいと思います。


時間
 戌の日は祈願15分前にお堂が開きます。

服装
 服装は自由です。妊婦さまの体調のこともありますので無理のない服装でお越しください。

受付
 祈願をおこないます金倉寺訶利帝堂にて受付いたします。その際に祈願料とお持ち込みの腹帯(妊婦帯)をお預かりいたします。


塗香の作法

1. 身を清める
 ご祈願の前に、参拝者皆さまに身のお清めをしていただきます。「塗香(ずこう)」という粉のお香にて皆さまの身口意(身体と言葉、そして心)を清めていただきます。まずはおでこにつけて考えていることを清め、次に口の少し下(あご)につけて言葉を清め、最後に胸につけて心を清めていただきます。


ざくろ加持

2. ざくろのお供え・御加持
 祈願前半で妊婦さまにおかるてんさんの象徴であるざくろをお供えしていただき、またざくろを通しておかるてんさんのお力をいただいて安産になりますようお願いいたします御加持(おかじ)を受けていだきます。このざくろを使った御加持は金倉寺だけの特別なもの。妊婦さまお一人ずつにおこなっていただきます。


線香・ローソクのお供え

3. ロウソク・線香の御供
 祈願後半でご主人さま、ご家族の方に妊婦さまの安産をお願いして、ロウソクと線香を御供していただきます。ここでお供えいただくお線香は柘榴香(ざくろこう)といい、金倉寺訶利帝堂専用に作られたお線香です。ニオイに敏感な妊婦さまにも優しい香りですよ!


4. 授与品の説明
 祈願終了後、参拝者の方にお渡しする授与品の説明をおこないます。
①肌守り 妊婦さまご自身の御守ですので、普段持ち歩くものと一緒にお持ちください。
②胎児守り お腹のお子さまの御守になりますので、腹帯などの間に差し込みお腹に当てご使用ください。
③御札 仏壇・神棚にお供えください。仏壇・神棚がない場合は、目線より高い場所で粗末にならない場所に(可能であれば南へ向けて)お供えください。
④腹帯 昔ながらのサラシの帯です。
⑤安産小布 祈願をしていない腹帯などに縫い付けてご使用ください。
⑥御加持米 祈願したお米が中に入っていますので、ご飯を炊くときに一緒に入れてご家族で出産までにお召し上がりください。
⑦円珍初湯の水 金倉寺で御誕生された円珍(智証大師)さまの産湯として使われた湧水です。出産後、ご自宅に戻られてからで結構ですので、お子さまのお風呂に入れて、お大師さまと同じお湯でお子さまを洗ってあげてください。
⑧ざくろジャム 祈願時にお供えいただいたざくろのおさがりを使用して作ったざくろのジャムです。


5.絵馬の奉納
 受付時にお渡ししていた絵馬にお願い事を記入いただき、堂外の絵馬掛けに奉納してご帰宅いただきます。イワサトミキさんが描いたざくろの絵馬で「かわいい」と好評です!


以上が金倉寺の安産祈願となります。
またご祈願は僧侶による「訶利帝法(かりていほう)」というものをおこないます。
これは平安時代よりおこなわれているご祈願の方法であり、金倉寺の訶利帝法は元禄4年(1690)より伝えられているものです。
長い歴史の多くの参拝者の方に支えられ、現在まで連綿と伝えることができました。
これからも参拝者さまの不安を取り除き、安心して出産に臨んでいただけますよう、安産祈願に取り組みたいと思います。


ジャム作り

金倉寺一同、日々ジャム作りに精進しております。


ヾ(・д・`;) チガウヨ
日々おかるてんさんにお勤めし、皆さまの安産をお願いしております。
皆さまのご参拝を心よりお待ちしております。